角瓶と言えば日本を代表するブレンデッドウイスキーの一つです。
ウイスキーの種類はモルトウイスキーとグレーンウイスキー。
なんでも、角瓶には「山崎」や「白州」蒸留所のバーボン樽原酒が使用されているんだそう。
そして、角瓶の外観は鹿児島の伝統工芸品である「薩摩切子」をヒントに造られているそうです。
そんな”角瓶”はどのような味わいなのかをレビューを兼ねてご紹介します。
こちらでは他の「ジャパニーズウイスキー」の銘柄をご紹介しています。
「ジャパニーズウイスキー」を簡単にご紹介します
ここではウイスキーのジャンルで「ジャパニーズ・ウイスキー(japanese whisky)」を簡単に紹介しています。気になるウイスキーがあれば、各リンクに飛んで・・・
お酒を気ままに飲む角瓶 オン・ザ・ロック 個人的に美味しい飲み方

もはやウイスキーの代表的な飲み方(個人的な偏見)
”角瓶 オン・ザ・ロック”
グラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぐだけの簡単なスタイルになります。
グラスに注ぐと琥珀色。
鼻に近づけると、樽の香りがしますが甘味のある香り。
口に含むと、樽の甘さがありますがスモーキーさはあまりありません。
後味は樽の甘さが残り、余韻に浸れます。
ただ、辛いですね。
個人的味覚としては濃醇甘口。
香りと味わいがしっかりし、ウイスキーの中では、わりかしアッサリしているので食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
個人的には”角瓶 オン・ザ・ロック”が一番美味しい飲み方でした。

名称:角瓶 オン・ザ・ロック
アルコール度数:約32.7%
個人的味覚:濃醇辛口
使用商品・アルコール度数・分量
- 角瓶 (40%):45ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに丸氷またはかち割を入れます(氷は自分好みで良いです)
- 角瓶を45ml注いだら完成です。
角瓶 ハイボール 公式・個人のオススメの飲み方

角瓶と炭酸水を混ぜるだけのレギュラーな飲み方。
”角瓶 ハイボール”
こちらは「角ハイボール缶」が売ってあり、そちらを飲んだ事がある方は多いのではないのでしょうか?
グラスに作ると淡い琥珀色。
鼻に近づけると、角瓶の樽の香りが若干します。
口に含むと、スモーキーさはありませんが角瓶ウイスキーの甘さが引き立ちますね。
個人的味覚としては淡麗やや辛口~中間口。
アッサリしているので食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
個人的な感想としては、ハイボール初心者ならクセが少なく、甘味を強く感じるためオススメな飲み方ですね。
公式サイトでもハイボールをオススメしているぐらいなので、まずは”角瓶 ハイボール”の飲み方がオススメです。

酒造・販売メーカー
ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:角瓶 ハイボール
アルコール度数:約9%
個人的味覚:淡麗やや辛口~中間口
使用商品・アルコール度数・分量
- 角瓶 (40%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに氷を8分目まで入れます。(長方形の氷があるなら1個)
- 角瓶を45ml注ぎ、氷に当たらないよう炭酸水を適量(約145ml)ゆっくり注ぎます。
- マドラーで1回程度回すか氷を1回すくい上げたら完成。
「角ハイボール缶〈濃いめ〉」も参考にしてみてください。
ハイボール好きな方はこちらの記事もおススメです。
角瓶 フロートハイボール

こちらもハイボールと同じ材料になりますが、作り方を変えると簡単に作る事ができるカクテル。
”角瓶 フロートハイボール”
グラス内は綺麗な2層に分かれます。
鼻に近づけると、角瓶ウイスキーの樽の香りがしますが少しだけですね。
口に含むと、微炭酸で角瓶の樽の濃ゆい味わいがします。
飲み進めると、上層部の角瓶の味わいが薄くなり、また違った味わいを楽しむ事ができます。
個人的味覚としては弱淡麗やや辛口。
クセはそこまで無いので食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
個人的感想としては、ハイボールで飲んだ方が美味しいです(汗)
ですが、味わいは十人十色なので”角瓶 フロートハイボール”が美味しい!という方もいらっしゃると思います。
あくまでもレビューなので、材料があれば一度試してみてください。

酒造・販売メーカー
ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:角瓶 フロートハイボール
アルコール度数:約9~32%(グラス約200ml)
※アルコール度数はハイボールとロックを参照にしています。
個人的味覚:弱淡麗やや辛口
使用商品・アルコール度数・分量
- 角瓶 (40%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- 氷を入れたグラスに炭酸水を7~8割ぐらいまで注ぎます。
- グラスの中にスプーンを入れて、炭酸水に当たるか当たらないかの所にセットします。
- 角瓶を45ml、スプーンに当てながら注ぎます。(又はグラスを傾けてゆっくり注ぐ)
- 私はグラスを傾けてゆっくり角瓶を注いでます。
- 上手くいけば私の画像なんかより綺麗な2層に分かれたフロートハイボールができます。
角瓶 ブレンデッドウイスキーとは?
冒頭でも述べていますが、角瓶と言えば日本を代表するブレンデッドウイスキーの一つです。
誕生は1937年。
ウイスキーの種類はモルトウイスキーとグレーンウイスキーになります。
サントリー創業者の島井信治郎さんが「スコッチに負けない日本のウイスキー」を目指して造ったのが始まりだそうです。
現在では凄く有名になった「山崎」や「白州」蒸留所のバーボン樽原酒を使用し、それらを混ぜて造りあげているそうです。
バーボン樽原酒を使用していますが、ウイスキーの種類としてはバーボンではなく、ブレンデッドウイスキーになります。
「バーボン」「スコッチ」「ジャパニーズ」それぞれのウイスキーの造り方や原料により名称が変わってくるのですが、説明すると凄く長くなるので割愛します(汗)
公式サイトにテイスティングノートが無いため角瓶の商品紹介文を引用
角瓶は、山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合し、甘やかな香りと厚みのあるコク、ドライな後口が特長のウイスキー。そのおいしさは、ハイボールにすることでいっそう引き立ちます。
角瓶の特徴とも言える外観。
こちらは鹿児島の伝統工芸品である「薩摩切子」をヒントに造られているそうです。
なんでも日本らしさをと入れたとの事。
ちなみに「角瓶」を見ていると気づく事があります。
それは、ラベルに「角瓶」という名称がない事。
なんなら「Suntory Whisky(サントリーウイスキー)」としか書かれていないんです。
ボトルの形から誰からともなく呼ばれ始め定着したのだそう。
つまり「角瓶」を飲んだ方たちが呼び始めて、商品名として売り出された事になります。
これを知った時、私は鳥肌が立ちました。
そこまで愛されるウイスキーを造ったサントリー創業者の島井さんは凄い方なんだなと。
ウイスキーの名称をお客さんで作り上げた事は凄いなと。
「角瓶」の発売年は1937年ですが、皆さんに愛されているためかボトルのデザインは過去から現在にかけて変わっていません。
そんな当時から愛され続けている”角瓶 ブレンデッドウイスキー”に興味を抱きませんか?
是非一度ご賞味あれ。
乾杯。

酒造・販売メーカー
suntory(サントリー)
名称:角瓶(Suntory Whisky)
分類:ブレンデッド・ジャパニーズ・ウイスキー
原産国:日本
内容量:画像は700ml。1920~4000mlもあります。
アルコール度数:40%
公式参考小売価格(税別):1,910円(R7.2/4時点の公式サイト価格)
角瓶ハイボールに合う定番レシピ(公式サイト一部抜粋)
- 餃子・枝豆・唐揚げ・名古屋風甘辛手羽先・九州 鶏の炭火焼き・ジンギスカンなど

コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://osakekimama.com/2025/02/kakubin-blended-japanese-whisky/kimamaya/trackback/