サントリーオールドは今では有名な「山崎ウイスキー」が造られている山崎蒸留所で造られたのが始まりです。
発売は1950年からで、当時は高級ウイスキーの筆頭だった為「出世してから飲むお酒」の象徴でした。
現在では「ダルマ」「タヌキ」という愛称がついているサントリーオールド。
こちらの飲み方を紹介し、最後に「サントリーオールドとは?」でその歴史からサントリーウイスキーと山崎ウイスキーの始まりたる根拠を説明します。
こちらでは他の「ジャパニーズウイスキー」の銘柄をご紹介しています。
「ジャパニーズウイスキー」を簡単にご紹介します
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お酒を気ままに飲むサントリーオールド オン・ザ・ロック 個人的オススメ

ウイスキーの味を楽しむ飲み方。
”サントリーオールド オン・ザ・ロック”
グラスに注ぐと琥珀色。
鼻に近づけるとオーク樽の良い香り。
口に含むと、ガツンとくるアルコール感の後にスモーキーさと甘さがあります。
個人的味覚としては濃醇辛口➡やや甘口へ移行します。
食事のどの場面(食前・中・後)でも良いと思いますが、食後ゆっくり飲むと落ち着いて飲めます。
感想として、本当に美味しい。
余韻に浸れる”サントリーオールド オン・ザ・ロック”をお試し下さい。

名称:サントリーオールド オン・ザ・ロック
アルコール度数:約35.3%
個人的味覚:濃醇辛口→やや甘口
使用商品・アルコール度数・分量
- サントリーオールド43%):45ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに丸氷またはかち割を入れます(氷は自分好みで良いです)
- 「サントリーオールド」を45ml注いでマドラーで何回か回したら完成です。
「2025年4~6月で美味しかったお酒」についての詳細はこちらからどうぞ。
サントリーオールド ハイボール

ウイスキーと炭酸を混ぜるだけの定番の飲み方。
”サントリーオールド ハイボール”
グラス内は淡い琥珀色。
鼻に近づけるとオーク樽の香りが優しく広がります。
口に含むとスモーキーさと後口の甘さが優しくなり、飲みやすくなっています。
個人的味覚としては淡麗中間口。
全体的にスッキリしているので食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
感想として美味しい。
”サントリーオールド ハイボール”を一度はお試し下さい。

ブレンド(割り物)
ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:サントリーオールド ハイボール
アルコール度数:約9.7%(グラス約200ml)
個人的味覚:淡麗中間口
使用商品・アルコール度数・分量
- サントリーオールド(43%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに氷を8分目まで入れます。(長方形の氷があるなら1個)
- 「サントリーオールド」を45ml注ぎ、氷に当たらないよう炭酸水を適量(約145ml)ゆっくり注ぎます。
- マドラーで1回程度回すか氷を1回すくい上げたら完成です。
ハイボール好きな方はこちらの記事もおススメです。
サントリーオールド フロートハイボール

「ハイボール」と材料は同じですが、作り方を変えるだけで出来るカクテル。
”サントリーオールド フロートハイボール”
グラス内は炭酸の透明とサントリーオールドの琥珀色の2層に分かれます。
鼻に近づけるとオーク樽の香りが開いています。
口に含むと、サントリーオールドのロック感はそのままに、微炭酸が後口をスッキリさせてくれます。
ただ、甘さが弱い印象ですね。
個人的味覚としては微淡麗やや辛口。
「ロック」感が少しあるので、食後にゆっくり飲むのをオススメします。
感想として美味しいですが、ハイボールの方が私は好きでした。
百聞は一見に如かず。
一度”サントリーオールド フロートハイボール”をお試し下さい。

ブレンド(割り物)
ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:サントリーオールド フロートハイボール
アルコール度数:約9.7~35.3%(グラス約200ml)
※アルコール度数はハイボールとロックを参照にしています。
個人的味覚:微淡麗やや辛口
使用商品・アルコール度数・分量
- サントリーオールド(43%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- 氷を入れたグラスに炭酸水を7~8割ぐらいまで注ぎます。
- グラスの中にスプーンを入れて、炭酸水に当たるか当たらないかの所にセットします。
- 「サントリーオールド」を45ml、スプーンに当てながら注ぎます。(又はグラスを傾けてゆっくり注ぐ)
- 私はグラスを傾けてゆっくり「サントリーオールド」を注いでます。
- 上手くいけば私の画像なんかより綺麗な2層に分かれたフロートハイボールができます。
サントリーオールド ゴッドファーザー

ウイスキーとアマレットリキュールだけで作れるカクテル。
”サントリーオールド ゴッドファーザー”
グラス内は琥珀色。
鼻に近づけると「サントリーオールド」とアマレットの香りが調和して良い香りがします。
口に含むと、始めは「サントリーオールド」の辛さが強くなりガツンときますが、アマレットの甘さがすぐにきます。
後口は「サントリーオールド」の甘みが出てきて3段階の味わいを楽しめました。
個人的味覚としては濃醇辛口➡やや甘口へ移行していきます。
この味わいを楽しむなら、間違いなく食後に飲むことをオススメします。
感想として美味しかったです。
深い味わいを楽しめるウイスキーに合う”サントリーオールド ゴッドファーザー”を是非ご賞味ください。
アマレットの他の飲み方はこちらから。

ブレンド(割り物)
DISARONNO(ディサローノ) アマレット:ウィスク・イー
名称:サントリーオールド ゴッドファーザー
カクテル言葉:絆と敬意(※明確なカクテル言葉はありません)
アルコール度数:約33.7%
個人的味覚:濃醇辛口➡やや甘口
使用商品・アルコール度数・分量
- サントリーオールド(43%):45ml
- ディサローノ アマレット(28%):15ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに丸氷か、かち割氷を入れると重厚な雰囲気が出ます。
- 氷の入ったグラスに「サントリーオールド」を45ml注ぎ、アマレット ディサローノを15ml注ぎます。
- マドラーで混ぜたら完成です。
サントリーオールドとは?公式サイト情報から推察を含みます

サントリーオールドは今では有名な「山崎ウイスキー」が造られている山崎蒸留所で造られたのが始まりです。
そこからサントリーオールドが完成したのは1940年。
ですが戦争により発売が遅れ、終戦してようやく発売されたのが1950年という歩みを辿っています。
1950~1960年代では、高品質(モルト・グレーン原酒100%)で高級ウイスキーのため「お中元」や「お歳暮」の時期以外は店頭に並ぶことが滅多になかったそう。
このため「サントリーオールド」は「出世してから飲むお酒」の象徴になったそうです。
1970年代は貿易自由化が目前になり、消費者の高級志向に弾みがでます。
これに伴い、バーでのボトルキープの慣習が広まり「ダルマ」「タヌキ」とサントリーオールドの愛称がついたそう。
その後はあれよあれよという間に売れていき、1980年代では日本のウイスキーの代名詞になる程で、日本や海外で不動の地位を占めたそうです。
今でいうところの「山崎ウイスキー」ですね。
現在はサントリーオールドを造っている所は山崎蒸留所ではありません。
現在は山崎蒸留所や白州蒸留所のモルト原酒に知多蒸留所のグレーン原酒、その他多岐にわたる原酒をブレンドして造られているらしいです(ネット情報)
ですが、公式サイトによると「日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した製品です」とありました。
この「ジャパニーズウイスキーの表示基準」は言うならば、全て日本国内で水・材料・蒸留などを行っている事が条件。
つまり「山崎」や「白州」に「知多」の原酒を使っている可能性はあるという事。
それに、50年以上前から愛され続けており、今では有名な「山崎」などの前身とされる「サントリーオールド」を改悪する事はないと考えるので、有名なウイスキー達の魂は入っていると思います。
サントリーウイスキーや「山崎ウイスキー」の始まりと言っても過言ではない”サントリーオールド”を是非一度ご賞味下さい。
今日も美味しいお酒を楽しみましょう。
乾杯。

酒造・販売メーカー
サントリー(suntory)
名称:サントリーウイスキーオールド
分類:ブレンデッドウイスキー(グレーン・モルト)
原産国:日本
蒸留所:日本国内
内容量:700ml。
アルコール度数:43%
公式参考小売価格(税別):2,250円(R7.4/1時点)
「山崎ウイスキー」についての詳細はこちらからどうぞ。

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