ボトルの赤い蝋(ろう)が特徴的なメーカーズマークは1953年から造られているバーボンウイスキーになります。
実は一つ一つハンドメイドで蝋(ろう)を付けていたのはご存じでしょうか?
そんなハンドメイドのバーボンはどのような味わいで香りなのかレビューします。
こちらでは他の「アメリカンウイスキー」の銘柄をご紹介しています。
「アメリカンウイスキー」を簡単にご紹介します
アメリカンウイスキーは、アメリカで造られるウイスキーの総称になります。種類は「テネシー」「バーボン」「ライ」などがあります。このため、原料や蒸留過程などの違いで・・・
お酒を気ままに飲むメーカーズマーク オン・ザ・ロック 個人的にオススメの飲み方

氷入りのグラスにウイスキーを注ぐだけのスタイル。
”オン・ザ・ロック”
グラス内は琥珀色。
鼻に近づけると、オーク樽の香りがします。
口に含むと、アッサリした中に奥深いオーク樽の味わいがあります。
個人的味覚としては濃醇やや辛口→やや甘口。
食後にゆっくり飲んで楽しんでもらいたいです。
感想として、美味しい!
個人的にオススメの飲み方ですね。
オーク樽の香りや味の変化を楽しめる”メーカーズマーク・オン・ザ・ロック”をお楽しみ下さい。

名称:メーカーズマーク・オン・ザ・ロック
アルコール度数:約36.9%
個人的味覚:濃醇やや辛口→やや甘口
使用商品・アルコール度数・分量
- メーカーズマーク(45%):45ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに丸氷またはかち割を入れます(氷は自分好みで良いです)
- かち割氷などがなければ普通の氷をグラス8割まで入れると良いです。
- 「メーカーズマーク」を45ml注いでマドラーで何回か回したら完成です。
メーカーズマーク ハイボール

ウイスキーを炭酸と割る定番の飲み方。
”ハイボール”
グラス内は淡い琥珀色。
鼻に近づけると、オーク樽の優しい香りがします。
口に含むと、オーク樽の深い味わいをスッキリと飲むことができます。
また、若干甘口にも感じてしまいます。
個人的味覚としては淡麗中間口。
食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
感想として美味しいハイボールです。
オーク樽の味わいをスッキリと飲むことができる”メーカーズマーク・ハイボール”を一度お試し下さい。

ブレンド(割り物):ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:メーカーズマーク・ハイボール
アルコール度数:約10.2%(グラス約200ml)
個人的味覚:淡麗中間口
使用商品・アルコール度数・分量
- メーカーズマーク(45%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに氷を8分目まで入れます。(長方形の氷があるなら1個)
- 「メーカーズマーク」を45ml注ぎ、氷に当たらないよう炭酸水を適量(約145ml)ゆっくり注ぎます。
- マドラーで1回程度回すか氷を1回すくい上げたら完成です。
「ハイボール(第二段)」についての詳細はこちらから
メーカーズマークとは? 公式サイト参照

メーカーズマークは「グレーン」「モルト」を混ぜたブレンデッドウイスキーですが、種類としては「バーボン」ウイスキーになります。
生まれは1953年でアメリカのケンタッキー州です。
なお、当時の奥さんがボトルの形やラベルの外観などを手掛けたそう。
サントリーの公式サイトでは「150年以上前の酵母を使用」とあり、「メーカーズマーク」というウイスキーブランドが設立されたのが1953年。
現在2025年で150年前の酵母となると1875年頃になります。
つまり1953年より以前のウイスキーは、ほぼノーブランドになります。
これらから、今のメーカーズマークの味になったのが1953年という事ですね。
ちなみにメーカーズマークの名前の由来は、アンティークの銀器コレクションから着想を得たそう(独自調べ)
メーカーズマークの特徴として、ボトルに付いている赤い何かですね。
これは蝋(ろう)になります。
何でも、1本1本ボトルの先に蝋(ろう)を付ける事で、世界でただ一つのボトルになるんだそう。
というのも、全てが職人の手作業であり、蝋(ろう)の付き方が毎回変わるためです。
指で引っかいたら、傷が簡単に付いたので、蝋(ろう)を使っているというのには納得できました。
店頭で見かける機会があれば、それぞれ見てみて下さい。
全て違う付き方をしているので驚きますよ。
以下メーカーズマーク公式サイトによるテイスティングノートを一部引用
苦味やシャープさがないメーカーズマークは、通常のライ麦ではなく、柔らかな赤い冬小麦で作られており、他に類を見ないフルフレーバーのバーボンです。
- 香り:甘いオーク、バニラ、鮮やかな果実、小麦が鼻に広がります
- 味:オーク、バニラ、フルーティーなエッセンスのバランスが取れたスウィート
- 終える:なめらかでクリーミーで、心地よい柔らかなスパイスとすっきりとした仕上がり
レビューでも記載してありますが、オン・ザ・ロックは余韻がやや甘口だったので、テイスティングノート通りだと思います。
バニラや鮮やかな果実とかの香りはよく分かりませんが、美味しいのは間違いないです。
今回はスタンダードなメーカズマーク®クラシックを紹介しましたが、他にも「46」や「カスクストレングス」という種類もあり、興味がそそられます。
とはいえ、まずはブランドの筆頭となった”メーカーズマーク®クラシック”をお楽しみ下さい。
今日も美味しいお酒を楽しみましょう。
乾杯。

販売・酒造メーカー:suntory(サントリー)
名称:メーカーズマーク(Maker`s Mark)
アルコール度数:45%
分類:バーボン・ウイスキー
原産国:アメリカ
蒸留所:Star Hill Farm(スターヒルファーム)
内容量:350ml(700ml瓶や1,000ml瓶もあります)
公式参考小売価格(税込):1,820円/350ml(R7.6月10日時点)
購入価格(税抜):1,760円(R7.6月3日時点)

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