ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT)は、ジンが流行した19世紀ビクトリア朝当時の保存方法を復活させたジンになります。
当時の製法で造られているため、その時代の味わいと香りを楽しめます。
ジントニックを美味しく飲める「ビクトリアンバット」はどのような味わいなのかレビューを兼ねてご紹介します。
「様々なジン」はこちらから紹介しています。
「様々なジン」を簡単にご紹介します
ジュニパーベリーに更に様々なボタニカルを使用して造られるジンには個性があります。それぞれどのようなジンがあるのか、ここでは紹介していきます。ジン選びの参考になれば幸いです。
お酒を気ままに飲むオン・ザ・ロック

ビクトリアンバットのジンを氷入りのグラスに注ぐだけのスタイル。
”オン・ザ・ロック”
グラスに注ぐと透明。
鼻に近づけると、ジュニパーベリーの爽やかな香りがします。
口に含むと、ジュニパーベリーの濃さとスパイシーさを感じます。
個人的味覚として濃醇辛口。
食後に味わって飲むと、味わいと香りを楽しめると思います。
感想として美味しいです。
ジンなのにスパイシー感を楽しめる”オン・ザ・ロック”をお試しください。

名称:ビクトリアンバット オン・ザ・ロック
アルコール度数:約38.5%
個人的味覚:濃醇辛口
使用商品・アルコール度数・分量
- ビクトリアンバット(48.5%):45ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに丸氷またはかち割を入れます(氷は自分好みで良いです)
- かち割氷などがなければ普通の氷をグラス8割まで入れると良いです。
- 「ビクトリアンバット」を45ml注いでマドラーで何回か回したら完成です。
ジンソーダ

ビクトリアンバットのジンと炭酸水を混ぜるだけのカクテル。
”ジンソーダ”
グラス内は透明。
鼻に近づけると、かすかにジュニパーベリーの香りがします。
口に含むと、ジュニパーベリーを爽やかに味わえます。
個人的味覚として淡麗中間口。
スッキリとした味わいなので食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
感想として美味しいです。
ジュニパーベリーを爽やかに味わえる”ジンソーダ”をご賞味あれ。

ブレンド(割り物):ウィルキンソン炭酸:Asahi(アサヒ)
名称:ビクトリアンバット・ジンソーダ
アルコール度数:約10.6%(グラス約200ml)
個人的味覚:淡麗中間口
使用商品・アルコール度数・分量
- ビクトリアンバット(47%):45ml
- ウィルキンソン炭酸:145ml
- 氷:10mlとして計算
飲み方・作り方
- グラスに氷を8分目まで入れます。(長方形の氷があるなら1個)
- 「ビクトリアンバット」を45ml注ぎ、氷に当たらないよう炭酸水を適量(約145ml)ゆっくり注ぎます。
- マドラーで1回程度回すか氷を1回すくい上げたら完成です。
ジントニック 個人・公式オススメの飲み方

ビクトリアンバットのジンとトニックウォーターにライム100%ジュースを混ぜて作れるカクテル。
”ジントニック”
グラス内は透明。
鼻に近づけると、ジュニパーベリーの香りがします。
口に含むと、スパイス感がある中にトニックの爽やかな甘みがマッチしています。
個人的味覚として淡麗やや甘口。
食事のどの場面(食前・中・後)でも合うと思います。
感想として、本当に美味しい!
このジントニックを味わったら、他のジントニックだと物足りなくなると思います。
個人的にも公式でもおススメの飲み方”ジントニック”を是非一度ご賞味あれ。

ブレンド(割り材)
- カナダドライ トニックウォーター:コカ・コーラ
- エトナ シシリー ライムジュース(果汁100%)クリアタイプ:佐藤商事
名称:ビクトリアンバット ジントニック
アルコール度数:約10.6%(グラス約200ml)
個人的味覚:淡麗やや甘口
使用商品・アルコール度数・分量
- ビクトリアンバット(47%):45ml
- カナダドライ トニックウォーター:130ml
- シシリーライムジュース(クリア):15ml(カットライム分)
- 氷:10mlとして計算
飲み方
- グラスに氷を8分目まで入れます。(長方形の氷があるなら1個)
- 「ビクトリアンバット」を45ml注ぎ、氷に当たらないようトニックウォーターを適量(約140ml)ゆっくり注ぎます。
- マドラーで1回程度回すか氷を1回すくい上げます。
- シシリーライムジュースを15ml注いだら完成(カットライムの代わりに少し量は多め)。
ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT)とは? 公式サイト参照

ビクトリアンバットジンは、ジンが流行した19世紀(1801~1900年)ビクトリア朝当時の保存方法を復活させたジンになります。
その特徴は、蒸留したジンを樽に入れて12~26週間ほど熟成させています。
これは、当時ジンを運ぶ際に樽に詰めて船で世界中に運ばれていた事に起因しています。
現在はスコッチウイスキーの空き樽を使用して熟成しているそう。
もう一つの特徴として「ダブルジュニパーベリー」になります。
こちらは通常市販されているジンの2倍以上のジュニパーベリーを用いている事になります。
また、現在のジンはシトラスフレーバーが主流になっているそうですが、当時のジンを再現するため、強烈なジュニパーとスパイシーな香りにより、ビターかつドライな個性が際立つ作りになっています。
ちなみに、ジュニパーベリーはジンを造るうえで欠かせないボタニカルです。
ジュニパーベリーが入っていないジンは、もはやジンではなく別のスピリッツになります。
最後の特徴は「ロンドン・ドライ・ジン」というカテゴリーになる事です。
「ロンドン・ドライ・ジン」は2008年2月以降に施工されたEU規制に基づいて造られるジンの事を言います。
つまり、法律で造り方が厳格化されているという事になります。
これに則り「ビクトリアンバット」は造られており、イギリスにあるスコットランドで造られている事を踏まえると、ロンドンと同じ国になるので、正真正銘の「ロンドン・ドライ・ジン」になります。
以下公式サイトによる商品紹介を引用
※テイスティングノートはありませんでした。ロンドン・ドライの概念を覆した商品として、プロフェッショナルなお客様に絶大な人気を誇るのが、キングスバリー社からリリースされているビクトリアンバット・ジンです。その最大の特徴は「ダブル・ジュニパー」と「琥珀色」にあります。
<ダブル・ジュニパー>
通常市販されているジンの2倍以上ものジュニパーを用いて作られています。現在のジンはシトラスフレーバーが主流ですが、このジンは強烈なジュニパーとスパイシーな香りが特徴的で、ビターかつドライな個性が際立っています。<琥珀色>
19世紀ビクトリア朝の当時、ジンは樽に詰められ船で世界中に運ばれていました。この商品も樽で熟成されるため、淡い琥珀色がついています。ドライな味わいの中に柔らかさが感じられますが、樽香は付いていないため、カクテルの香りを壊すことはありません。キングスバリー ビクトリアンバット・ジン | 株式会社ジャパンインポートシステム JAPAN IMPORT SYSTEM≪外部リンク≫
味わいはレビューで伝えてある通りになります。
こちらの美味しい飲み方は「ジントニック」で間違いないです。
ボトル裏にもジントニックをオススメとして名を挙げています。
実際にバーのマスターに初めて勧められて飲んだ時、あまりの美味しさに感動したのを覚えています。
おかげで、私のブログトップにある写真はビクトリアンバットのジントニックになります。
という余談は置いておき、本当に美味しいジンである事は間違いないです。
19世紀ビクトリア朝で飲めていた当時のジンを味わえる”ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT)”を是非一度ご賞味あれ。
今日も美味しいお酒を楽しみましょう。
乾杯。

正規輸入メーカー:株式会社ジャパンインポートシステム
製造会社:キングスバリー社
名称:ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT)
アルコール度数:47%
分類:ジン(ロンドン・ドライ)
原産国:イギリス
内容量:700ml
正規輸入公式参考小売価格:未記載(R7.10月29日時点。)
ネット購入価格:3,278円/700ml(R7.10月8日時点)
※ネットでは「ヴィクトリアンバット」で出る場合もあります。

コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://osakekimama.com/2025/10/victorian-bat-gin-review/kimamaya/trackback/