
ジンはジュニパーベリーやボタニカルの香味を楽しめるお酒です。
ここではジンの特徴と銘柄、ペアリング(おつまみ)などを紹介しています。
銘柄はもちろん実飲しているものだけの紹介になるので、随時更新していきます。
ジン選びの参考になれば幸いです。
ジンは蒸留酒であるスピリッツの1種です。お酒全体の種類を整理したい方はこちらの記事も参考になります。

お酒の種類をわかりやすく解説、迷った時のガイドをします
お酒といっても様々なジャンルのお酒があります。スピリッツ(蒸留酒)では「ジン」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」などがあり、他には「ウイスキー」「リキュール」「ワイン」「ビール」などがあります。今のは大まかなお酒の名称をお伝えしました。ここではお酒全般の総合案内としてそれぞれのジャンルのお酒の特徴をお伝えしています。お酒選びに困った方の参考になれば幸いです。
お酒を気ままに飲むジンとは?
ジンは穀物を原料としたものを蒸留後、草根木皮などのボタニカルとともに再蒸留したお酒のことです。
そして、ジュニパーベリーという杜松果(としょうか)を使う事でジンは造られます。
これには理由があり、1660年頃に植民地で流行った熱病の特効薬として当時、利尿効果のあるジュニパーベリーを使ったお酒を造った事が起源になるからです。
このため、ジュニパーベリーを使用していないジンはジンと名乗ってはいけないという国があるほど、絶対的に必要な素材となります。
このジュニパーベリーと様々なボタニカルや蒸留工程を組み合わせることで、同じジンでも特徴が変わっていきます。
ジンの特徴は?
ジンは基本的にドライジンになります。
このため、ジン特有のジュニパーベリーの香りを楽しめます。
また、様々なボタニカルを使用する事で香味を楽しめるのも特徴の一つになります。
例えば日本の食卓に合うよう造られた「翠(すい)」と「六(ろく)」とでは香りと味わいは特徴が別物になるほどの違いがあります。
このように、ジュニパーベリーと組み合わせるボタニカルや蒸留工程の違いによりジンの顔は変わっていきます。
ドライジンとは?
ドライジンは無色透明で辛口のジンの事を総称していいます。
このため、一般的に「ジン」と言われたらこの”ドライジン”を意味しています。
代表的なジンとしては”ゴードン”や”ビーフィーター”などがあります。
ジンはどのような方に向く?
ジンはジュニパーベリーの香りとボタニカルの香味を楽しめるお酒です。
その中でどのような方に向いていて向いていないか簡単に説明します。
ジンが合う方の傾向
爽やかな香りが好きな方、香りの違いを楽しみたい方、スッキリ飲みたい方、カクテルで使いたい方などに向いている傾向です。
何度もお伝えしますが、ジンはジュニパーベリーにボタニカルの香味がするお酒になります。
そもそもジュニパーベリー自体が爽やかな香りがするので、スッキリと飲むのにはもってこいのお酒であるといえます。
また、ジンソーダやジントニックなどは食中酒として使いやすくスッキリとした味わいを楽しめるので、ビールより香りを楽しみたい方に向いているといえます。
逆にジンが合わない方の傾向
これは間違いなく、甘くて飲みやすいお酒が好きな方には向いていません。
というのも、ジンは辛口のドライジンが多いからです。
また、ハーブや薬草などのボタニカルの香りが苦手な方にも向いていませんね。
そして、ジンはアルコール度数が40%前後が多いので、割り方を間違えるとすぐに酔ってしまいます。
そして、ウイスキーやブランデーなどの熟成感を好む方にも向いていません。
ジンの銘柄をご紹介します
今から紹介していくのは、ジンを私自身が実飲したものです。
ここではジンの銘柄紹介ですが、味わいや香りなどの各レビューはそれぞれリンクできるようになっています。
ジン選びの参考になれば幸いです。
※他にもジンはあるのですが、銘柄とレビューなどは随時更新していきます。
ボンベイ・サファイア 「ロンドン・ドライ・ジン」


「ボンベイ・サファイア」は辛口のドライ・ジンになります。
1761年からの起源をもっており、試行錯誤の末、現在は10種類のボタニカルを使用して造られています。
こちらの特徴は何といっても青いボトルですね。
ただ、中身は透明なジンなので青色になっているのではないかと、私と同じように勘違いなさらないようお願いします。
アルコール度数は47%と高めですが、味わいはドライ・ジンの中ではスッキリとしている印象でした。
青色のボトルがオシャレな”ボンベイ・サファイア(BOMBAY SAPPHIRE )”をご賞味あれ。
「ボンベイサファイア」の味わいはこちらで紹介しています。
ビーフィーター(BEEFEATER) 「ロンドン・ドライ・ジン」


ビーフィーターは1820年頃から造られているロンドン・ドライ・ジンになります。
ジンを造るのにかかせない「ジュニパーベリー」を含め9つのボタニカルを使用しています。
複雑な味わいはありますが、後口はややスッキリしている印象でした。
アルコール度数が40%なのが良かったのかもしれません。
今では飲食店でしたら置いてある所が多い”ビーフィーター(BEEFEATER)”は使いやすい味わいなのでしょう。
「ビーフィーター」の味わいはこちらで紹介しています。
タンカレー(Tanqueray) 「ロンドン・ドライ・ジン」


タンカレーは1830年から造られているロンドン・ドライ・ジンになります。
こちらの特徴は何といっても洗練された味と香りから、タンカレーは世界で使用されている代表的なジンという事です。
というのも、世界中のバーテンダーが愛用しているジンになるからです。
ジュニパーベリーの香りはもちろん、クセのないジンの味わいを楽しめるのが良いところ。
アルコール度数が約47%なのにそれを感じさせないのも良い点でした。
雑味が少ないけども美味しい”タンカレー(Tanqueray)”を是非一度ご賞味あれ。
「タンカレー」の味わいはこちらで紹介しています。
ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT) 「ロンドン・ドライ・ジン」


ビクトリアンバットはジンが流行した19世紀(1801~1900年)に造られていたジンを復活させたお酒になります。
その特徴はダブルジュニパーベリーという、通常の2倍以上のジュニパーベリーを使用して造られている所です。
冒頭で触れましたが、ジュニパーベリーはジン造りには必須な素材になります。
そちらを2倍以上も贅沢に使うなんてどのような香りで味わいなのか気になりませんか?
他にも特徴はありますが、ここではダブルジュニパーベリーだけ触れます。
こちらのジンはアルコール度数が47%です。
19世紀の味わいを復活させた”ビクトリアンバット(VICTORIAN VAT)”を是非一度ご賞味あれ。
特にジントニックが最高に美味しいです。
「ビクトリアンバット」の味わいはこちらで紹介しています。
翠(SUI) 「ジャパニーズ・ジン」
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翠(SUI)は2020年から発売されている日本生まれのジンになります。
特徴は何といっても3つの和素材(柚子・緑茶・生姜)を使用している事です。
これらを使用する事により、日本人の口に合うような味わいとなり、食卓にも合うように設計されました。
アルコール度数は40%ですが、生姜のおかげなのか少しピリつくのが面白い味わいでした。
今ではコンビニやスーパーで「翠ジンソーダ」が手に入りますが、自分なりの濃さを見つけて飲むのも楽しいと思います。
日本人の口に合うように造られた”翠(SUI)”をご賞味あれ。
「翠」の味わいはこちらで紹介しています。
六(ROKU) 「ジャパニーズ・ジン」


六は日本を代表するプレミアム・ジンとして2017年から造られたジャパニーズ・ジンになります。
このため、日本の四季を育んだ6種類の和素材を使用しています。
春は桜花・桜葉、夏は煎茶・玉露、秋は山椒、冬は柚子。
このような素材を使用しており、ボトルにはそれぞれの素材の形を刻印しています。
アルコール度数は47%で、ジン特有の香りのみしかしませんが、スッキリした中に濃厚で深みのある味わいを楽しめました。
公式サイトによると、「翠」同様にジンソーダをオススメしています。
日本の四季の味わいを目指している”六(ROKU)”をご賞味あれ。
「六」の味わいはこちらで紹介しています。
ウィルキンソン・ジン(WILKINSON GIN) 「ジャパニーズ・ジン」


「ウィルキンソン・ジン」はニッカウヰスキーが造っているジャパニーズ・ジンになります。
こちらの特徴はアルコール度数が37%ながらも力強い味わいを楽しめるところです。
私は一時期1.8Lのを買って日常飲みしていました。
今では1.8Lをあまり見かけないですが、こちらの美味しさは私を含め友人・知人も美味しいと言っていました。
なにせコスパが良くてこの美味しさなら、オススメするのを頷ける味わいだからです。
コスパが良くて美味しさを楽しめる”ウィルキンソン・ジン”をご賞味あれ。
「ウィルキンソン・ジン」の味わいはこちらで紹介しています。
ヘイマンズ(HAYMAN’S) 「オールド・トム・ジン」


ヘイマンズは1863年からジンを造り続けている会社になります。
18世紀(1701~1800年)に大流行した「オールド・トム・ジン」という、ほんのちょっとだけ甘口に仕上げたジンを復刻させた会社でも有名です。
辛口のドライ・ジンが好みの方には合わないと思う口当たりだと思います。
しかし、数々のバーテンダーが廃版になっていた「オールド・トム・ジン」を復活させて欲しいという要望に応えたこちらのジンは、まろやかな口当たりが特徴的でした。
ひと味違うまろやかなジン”ヘイマンズ オールド・トム・ジン”を一度ご賞味あれ。
「ヘイマンズ オールド・トム・ジン」の味わいはこちらで紹介しています。
ラスト エリジウム 「ジャパニーズ・ジン」


「ラスト エリジウム」は日本で造られているジンです。
材料は「酒粕」をメインとし、生姜の葉に柑橘系のボタニカルを使用しています。
アルコール度数は42%で華やかな味わいにオレンジのような爽やかな香りを楽しめます。
こちらのジンを造っている会社は2020年に創設され、たった4年で世界的コンペティション「IWSC」で金賞を獲得した優れもの。
お世辞抜きで本当に美味しかったです。
酒粕をメインに造られる珍しいジン”ラスト エリジウム(LAST ELYSIUM)”を是非一度ご賞味あれ。
「ラスト エリジウム」の味わいや詳細はこちらで紹介しています。
香の雫


香の雫(かのしずく)は2024年4月に養命酒より発売されたクラフトジンです。
こちらの特徴は、日本古来の香木である「クロモジ」を使用している事です。
アルコール度数は40%で、程よいジュニパーベリーの香りとクロモジの爽やかな香りを楽しめます。
こちらも美味しく飲めました。
日本古来の香木を使って造られるクラフトジン”香の雫”を是非一度ご賞味あれ。
「香の雫」のレビューはこちらで紹介しています。
プリマスジン(PLYMOUTH GIN)


プリマスジンは1793年からイギリス・イングランドの港町で200年以上造り続けられているジンです。
こちらは7種類のボタニカルで造られています。
アルコール度数は41%で、滑らかな口当たりとジュニパーベリー香りと味わいを楽しめます。
特にジンソーダが美味しかった印象でした。
港町で造られている”プリマスジン(PLYMOUTH GIN)”をご賞味あれ。
「プリマスジン」のレビューはこちらで紹介しています。
ペアリング(おつまみ)
ここではジンに合うおつまみの一部をご紹介します。
先に、ジンはジュニパーベリーやボタニカルの香味を楽しむお酒です。
このため、口当たりが軽い料理と相性がよいです。
逆にコクや甘みなどの濃厚な味わいが強い料理ではジンの特徴である香味を消し去る傾向にあります。
合う傾向の料理
- 唐揚げ
- 焼き鳥(塩)
- 鶏の塩コショウ焼き
- アジフライ
- 白身魚の塩焼き
- 刺身やカルパッチョ
- 冷しゃぶ
- 枝豆
- きゅうりの浅漬け
合わない傾向の料理
- 肉じゃが
- すき焼き
- 筑前煮
- サバの味噌煮
- 味噌カツ
- カレーライス
- ハンバーグ(デミグラスソース)
- クリームシチュー
- 甘い卵焼き
ジンを飲む以外の使い道
- アサリの酒蒸し風やハーブ系パスタ、ソテーなど
小さじ1~大さじ1程度で使わないと薬草っぽさがでます。 - マリネ液への仕様
※殺菌目的ではなく、あくまでも香り付け。 - 肉や魚の臭み消し
- 柑橘系のお菓子やデザートへの香り付け
まとめ
ジンに向く方は甘さよりも爽やかな香りやハーブ感などのボタニカルな香味を楽しみたい方に向いているお酒です。
やはりジンを飲むならジンソーダやジントニックが外せないですね。
というのも、この飲み方が簡単で美味しいからです。
様々なジンを飲んでみたら、香味の違いを楽しめると思います。
爽やかな香りを楽しめる”ジン”をご賞味あれ。
こちらの記事は随時更新中です。
また実飲したブランデーがあればご紹介していきます。
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